ある昼下がり、グループホームの食堂がまるで観光列車の車内に様変わりしました。
食堂の中央を車内に見立て、周りを車窓からの風景を感じていただく写真で囲いました。
そして前方には列車が進む風景を動画で流し、本当にみんなで列車内にいるのではと感じる演出を施しました。
そんな特別列車を演出するのは駅員や車掌などに扮した職員たち。
ご利用者の皆さんには乗車切符をお持ちいただき、車掌(役)が昔ながらの切符を切る演出。
またワゴン販売の販売員役の職員がお菓子を乗せたワゴンが来ると嬉しそうにみなさんお菓子を手に取られていました。
映像には春をかんじてもらう桜や草木、経由地の駅の写真など、様々な風景をお楽しみいただきました。
ただ、映像はもちろんですが一番ご利用者の皆様にワッと喜んでいただけたのが、駅員たちに扮した職員の登場シーン。普段の慣れ親しんだ職員の様変わりにサプライズ的に楽しんでいただけたようです。
今回の行事の企画は、大の鉄道ファンの職員。知識が深いからこそ、ご利用者にも喜んでいたけるリアリティある特別列車を演出できたと思っております。
マイライフ徳丸では職員の趣味が行事や支援に活かされることはしばしばあります。
今回の職員も、「この格好が出来て光栄です」と語っていました(笑)。