プロの介護

professional

プロだからこそできる、質の高い介護

マイライフ徳丸に勤務するスタッフは皆、介護のプロです
介護における“プロ”とはなんでしょうか

外部アドバイザー

徳丸に来ていただいているアドバイザーの先生をご紹介します。

「市川 洌 先生」の画像
実際の研修風景を見る

市川 洌 先生

【福祉用具を最適に活用した車椅子上のポジショニング・トランス技術】

・福祉技術研究所 株式会社 代表取締役
・日本リハビリテーション工学協会 元理事長
・バイオメカニズム学会 元常任理事

学卒後、筋電制御電動義手の開発研究や市販化、普及に尽力。1990年代より、高齢者・障がい者を問わず、福祉機器の適用に関する研究に取り組み、現在は福祉用具適用技術の構築と普及活動に力を注いでいます。

食へのこだわり・一人ひとりに合わせた介護

利用者おひとりおひとりに合わせた介護スタイルをご用意しています。

    • 「VE(嚥下内視鏡検査)」イメージ
      VE(嚥下内視鏡検査)

      外部の嚥下専門外来の歯科医の検査に、現場の職員が立ち合い、ご利用者の嚥下能力を確認していきます。

    • 「栄養会議」イメージ
      栄養会議

      管理栄養士、生活相談員、看護、介護の他職種が集まり、VEの結果やご利用者の日常の食事に関して、情報共有を図ります。
      他職種が集まり、同じ課題に取り組むことで絆が深まりました。

    • 「食から考える介護」イメージ
      食から考える介護

      マイライフ徳丸のお食事は、入所されている方のニーズを様々な角度からアセスメントして献立を立てています。また、ご利用者の多くが疾病や摂食嚥下困難な状況があり、その状況に合わせた食事の提供が必要になります。ニーズに合わせた献立、嚥下調整食への展開は、食事提供の一番のカギとなります。

    • 「私たちの認知症ケア」イメージ
      私たちの認知症ケア

      好きな食べ物が一人ひとり違うように、認知症になっても一人ひとりが違います。生活のリズムも違えば、興味関心も違う。そんな当たり前のことに着目し、日々の生活を自由に組み立てることができるよう、私たちは一人ひとりのお手伝いをします。
      私たちの支援は「ご利用者に合わせる」ことからはじまります。
      画一的なケアではなく、個人を理解し、個人を尊重し、個人を支援します。

    • 「生活スタイル」イメージ
      生活スタイル

      時間の流れを緩やかに、1人ひとりが安心して生活できる環境を整えることで、認知症のBPSD(周辺症状)を最小限にすることができます。
      昼夜を問わずどんなことでも支援してくれる人が側にいて、毎日の当たり前だった生活を継続することが安心感につながります。

    • 「個別支援」イメージ
      個別支援

      ご利用者の希望する「やってみたい」、職員の「実現させてあげたい」という思いを日々の支援に結びつけています。
      大好きだったコンサートや猫カフェに行ったことも。大切な友人へ手紙を書いたり、お墓参りに行ったり、旅行の付き添い、ご夫婦のデートだってお手伝いします。

    • 「地域と繋がる」イメージ
      地域と繋がる

      ここで生活する一人ひとりが徳丸地域の住人です。
      私たちには徳丸地域の住民として役割があります。
      地域の子供を見守り、地域の問題に共に取り組むこと。
      地域の一員であると実感する仕事がここにあります。

    • 「家族の思いを大切に」イメージ
      家族の思いを大切に

      「認知症の母と一緒に暮らしていたころは、正直母のことが嫌いでした。でもグループホームに入ってからの数年間で、昔の大好きだった母に戻りました。」
      認知症介護において、時には距離を置くことも必要。離れるからこそ互いを見つめあうことができます。

私たちの仕事

職員同士やご利用者との対談からマイライフ徳丸を感じてください

  • 1:徳丸での生活
  • 2:技術の導入
  • 3:多職種連携
  • 4:現場での教育
  • 5:求める人材
  • 01

    利用者から見た
    マイライフ徳丸での生活
    特養 介護職員 永山 光とマイライフ徳丸利用者 林 トシエ

    対談者Speaker

    特養 介護職員 永山 光

    永山 光

    特養 介護職員

    マイライフ徳丸利用者 林 トシエ

    林 トシエ様

    マイライフ徳丸利用者

    • 特養 介護職員 永山 光

      永山

      マイライフ徳丸での生活はいかがですか?

    • とても楽しいです。多くの方と一緒にご飯を食べたり、しゃべったりして、毎日楽しく過ごしてます。一緒に入っている人たちは私にとって大事な人たちですね。 職員も良い人が多くて嬉しいです。嫌な人はひとりもいません。みんな面白い事ばっかりやるから、笑ってばっかりの毎日です。私も安心して冗談言ったりしてます(笑)。

      マイライフ徳丸利用者 林 トシエ

      林様

    • 特養 介護職員 永山 光

      永山

      そうおっしゃって頂いて、とても嬉しいです。
      林さんは他のご利用者や私達職員に毎日笑顔を振りまいてくださります。いつも、とてもありがたいと思っています。
      こちらの生活で不便はないですか?

    • 全くありません。ずっとここで暮らしていきたいです。
      もし希望としてなら、色んな所におでかけしたいです。自然が多い所で、綺麗な空気を吸いたいですね。ぜひ連れて行ってね。

      マイライフ徳丸利用者 林 トシエ

      林様

    • 特養 介護職員 永山 光

      永山

      林さんは自然風景が好きでいらっしゃいますもんね。
      分かりました。外出がもっと多くなるように、みんなで考えていきたいです。
      これからもご入所者のみなさんが林さんのように安心して笑顔でいられるよう、職員一同サービスを提供していきたいと思います

  • 02

    トランスシートやリフトの技術を
    介護現場に導入するには
    特養 機能訓練指導員 堤竹 徹と特養 介護職員 駒村 忠成

    対談者Speaker

    特養 機能訓練指導員 堤竹 徹

    堤竹 徹

    特養 機能訓練指導員

    特養 介護職員 駒村 忠成

    駒村 忠成

    特養 介護職員

    • 特養 機能訓練指導員 堤竹 徹

      堤竹

      きっかけは駒村さんと一緒に行った、外部のリーダー研修でしたね。そこで講師の市川先生の福祉用具を適用したトランスファ技術を目の当たりにして、先生に声をかけさせていただいて。純粋に介護職員の皆さんの負担が軽減出来ればと思いました。
      先生が一度施設を見に来てくれました。そこで、ご利用者の座位のポジショニングを指摘してくださり、姿勢が変わると、通常食事介助が必要な方だったのが、自力摂取するようになったんです。

    • 福祉用具の効果性やポジショニングの重要性が再認識されるものでしたね。
      トランスファの負担が軽減されることは、とても必要と思っていました。介護職員はみなが大なり小なり腰痛の不安を感じていたので。
      ただ、実際リフトでの移乗をする場合は、どうしても一人ひとりの介助に要する時間が多くなること、また研修を受けた内容を職員に周知するための工夫が課題と感じました。

      特養 介護職員 駒村 忠成

      駒村

    • 特養 機能訓練指導員 堤竹 徹

      堤竹

      そうですね。現場で研修内容が反映されるかどうかは、職員一人ひとりの認識だと思います。どれだけ内容に必要性を感じられるかで、実践で活用されるかが決まってくると考えました。
      現在、市川先生には毎月研修に来ていただいています。その研修に参加するのは、その為に選ばれたリーダー職員8名です。そしてリーダーは学んだ内容を、各グループに分かれ、毎月グループミーティングにて、特養の全職員に伝達していきます。その際に技術だけでなく、なぜこの技術が必要かという考え方も一緒に伝えるようにしています

    • 全員が学ぶことで、周知度も高まり、実際の現場でご利用者を2人介助で行う時はトランスシートを活用するようになりました。
      職員のみならず、無理な態勢でのトランスファがなくなり、ご利用者の身体への負担も軽減されたと思います。トランスシートもしっかり使うには、介護の基本技術も求められます。職員全員が意識した活用することは、介護技術の向上にも繋がると考えています。
      来年度はリフトも導入されていきます。半年かけて、職員一人ひとりが安全で的確に操作できるように、指導&テストをしていきます。そして年度の後半には実践出来ていけるでしょう。もちろん、最初に話した時間を要してしまう課題には、業務効率を考えたマネジメントが必要になってくると思います。

      特養 介護職員 駒村 忠成

      駒村

  • 03

    介護施設においての
    他職種連携
    特養看護主任 唐松 喜美代と特養介護主任 山内 美紀子

    対談者Speaker

    特養看護主任 唐松 喜美代

    唐松 喜美代

    特養看護主任

    特養介護主任 山内 美紀子

    山内 美紀子

    特養介護主任

    • 特養看護主任 唐松 喜美代

      唐松

      介護施設は利用者を中心とした生活の場です。その生活をメインで支えているのは介護職員。看護職は、介護職員が中心としてケアする生活の場を、バックアップする存在と思っています。
      もしご利用者が突発的な体調不良になった時、健康な状態と現状の比較は介護職員の情報があることで、より明確になります。情報を元にした総合的な判断が求められますよね。

    • 介護施設はご利用者も職員も含め、集団生活です。コミュニケーションが生活の質に出てきます。唐松さんの言う通り、介護職員はご利用者と一番長く接することが出来る立場にいます。だからこそ自分たちの意見に根拠を持って、看護側に伝えてほしいです。
      そして多くコミュニケーションをとることで、看護師の医療の知識も学ぶ機会になると思います。
      また、ここ数年、コミュニケーションの場が増えてきましたね。

      特養介護主任 山内 美紀子

      山内

    • 特養看護主任 唐松 喜美代

      唐松

      そうですね。特にご利用者にある課題が出た時、生活相談員の声掛けの元、相談員・介護・看護・栄養の他職種が集まって、ミーティングを開催する風土が出てきましたね。
      長年、褥瘡の完全治癒が難しいご利用者がおり、それをテーマにミーティングを行いました。各職種からの情報や考え方を共有することで、全員が同じ方向を向いた対策が出来、それを実践しました。見事に完全治癒した時はとても嬉しかったですね。
      結果が出たことで、職員は達成感を感じ、また今後の経験に繋がったと思います。

    • 本当に嬉しかったですね。ミーティングを行うことで、みんなの意識も変わっていくということが目に見えました。
      他職種が集まって意見交換するということは治療だけでなく、外出企画などの個別支援にも通ずるものだと思います。その企画を実施するという目標達成のためには、日々のケアを工夫したり、リスク回避を考えることも重要です。介護側のみでは狭くなってしまう目線を、多くの見方で捉えていき、ご利用者のための支援を達成していきたいです。
      そのためのご利用者の希望に耳を傾けるのは、我々介護におまかせください。

      特養介護主任 山内 美紀子

      山内

  • 04

    介護現場での教育とは
    必要なのは相手を知り、自分を知ってもらうこと
    特養介護主任 山内 美紀子と人財開発研究室 西川 恵二

    対談者Speaker

    特養介護主任 山内 美紀子

    山内 美紀子

    特養介護主任

    人財開発研究室 西川 恵二

    西川 恵二

    人財開発研究室

    • 特養介護主任 山内 美紀子

      山内

      介護現場での教育を改めて考えると、本当に難しいですよね。そのひとつの理由として、教える介護職員のやり方の統一が難しいから。そのケアの根拠と導きたい答えは一緒なんです。ただ、アプローチの方法が違うから、新入職員にとって混乱となり、「人によって教えてくれることが違う」という感覚に繋がってしまいます。

    • 本当に介護業界ではあるあるな話ですね。「昨日聞いたことと違う事を言われた。」は実はどちらも同じであり正解なのです。教える職員は、長年介護現場で培ってきた、経験則での教え方になってしまう。それだと、特に未経験の方には、何を言っているかすぐには理解できず、気持ちを整理できないまま、業務だけを覚えてしまうようになる。その不安な気持ちのまま、日々が過ぎていきモチベーションの低下に繋がると思います。

      人財開発研究室 西川 恵二

      西川

    • 特養介護主任 山内 美紀子

      山内

      現場職員も相手を理解することが必要と感じて来ています。もちろんトレーニング表のようなツールを使うことも必要だが、大事なのは相手とコミュニケーションを取ることだと。同じことを同じように言っても、受け捉え方も人それぞれです。どのような言い方がしっくり入りやすいのか。
      教える側と教わる側に誤解が生じているということが、面談という会話の場所が増えてきたことで、解消しやすくなりました

    • 今後も人財開発研究室は介護現場と連携をとっていきながら、職員の心のケアにも注目していきたいです。ケアする人のケアは誰がするのか。長年介護の現場で働いてきて、そこを大事にする職場はまだまだ多くないと思いますので。
      そしてマイライフ徳丸の未来としては、職員一人ひとりが思っているケアを実現できる職場となればいいなと思っています。職員が声を上げ、実践していくことが、みんなの自信となっていくでしょう。

      人財開発研究室 西川 恵二

      西川

  • 05

    求める人材・マイライフ徳丸での働き方
    人材開発研究室 石塚とマイライフ徳丸 施設長

    対談者Speaker

    人材開発研究室 石塚

    石塚勇次

    人材開発研究室

    マイライフ徳丸 施設長

    高麗正道

    マイライフ徳丸 施設長

    • 人材開発研究室 石塚

      石塚

      マイライフ徳丸には多種多様な人が働いていますよね。年代は20~70歳代の職員まで幅広いです。特養の職員は半数以上が男性、全体の既婚率は6割を超えています。これはマイライフ徳丸の、扶養手当などの給与面や休日数の多さが、家族を養いつつも、家庭との両立をしつつ、働きやすい環境となっているのではないでしょうか。
      また、障がい者雇用率が4.4%と池袋ハローワーク管轄でトップの事業所です。それは一人ひとりの特性に合わせた働き方を提供しているからであり、障がい者雇用増加を目的としているわけではありません。同じような考え方で、今後は外国人人材の雇用も始まっていきます。

    • マイライフ徳丸は在宅から入所まで高齢者介護事業を網羅しています。1施設7事業所という利点を活かし、職員が他事業所サービスをより良くしたいと思い、異動を希望すること。また資格を取得してケアマネジャーや地域包括の相談員などの専門性を活かしたキャリアや、リーダー→チーフ→主任と人をマネジメントする運営のキャリアなど、能力を活かした選択肢もあります。
       またライフスタイルは人によって違います。その一人一人に合わせ、画一的なシフトや業務ではなく、一人一人の違うパーツを組み合わせて全体を構築していく、それがマイライフ徳丸の働き方改革だと考えています。

      マイライフ徳丸 施設長

      高麗施設長

    • 人材開発研究室 石塚

      石塚

      マイライフ徳丸として求める人物像は、目標をもち、それに向かって努力出来る人材です。介護は日常を支援する、正解のない仕事です。だからこそ働く人々が自分の働き方に責任をもち、ご利用者の日常を支援する環境を良くしていかなくてはいけないと考えます。そのような働き方が出来るように、各階級の指針を示した人事考課で目標を立てていただきます。そして自分の方向性は数ある選択肢から、自分で決めていただきたいです。

    • マイライフ徳丸の目指すべき方向は徳丸地域であり、そこに住む方々です。では、その徳丸の方達に私たちはどうありたいか。それは安心=信頼です。働きやすいのは当たり前、やりがいは感じていくもの、私たちは組織としてプロの介護技術を提供することが仕事です。当法人では必ず成長出来、市場価値の高い介護職(どこでも重宝される技術とマインドを持つことができる)になれます。一流の外部講師が現場にて指導を行います。それは決して安価なものではありませんが、それは職員教育の投資です。「やりがいのある楽しい職場のラーメン」と「プロの職員が提供するラーメン」どちらが食べたいですか?

      マイライフ徳丸 施設長

      高麗施設長

  • 1:徳丸での生活
  • 2:技術の導入
  • 3:他職種連携
  • 4:現場での教育
  • 5:求める人材