マイライフ徳丸には多趣味や芸達者な職員が多くおり、その個性を介護現場でよく披露していただいております。
それは現職中だけでなく、退職後もボランティアという形で役立てていただけることも。
今回は元グループホーム職員で、現在は講談師としての一面を持つ、大野清子さんがデイサービスにて講談を披露していただきました。
当日は職員が手作りで釈台を準備いたしました。
扇子が台を叩く音を将棋盤を用いることで、気持ちのよいスカッとした音が出せるよう工夫をしたり、台自体や座布団もひとつひとつ手作りでご用意させていただきました。
今回披露していただいた演目は3話。
・殿中刃傷
・愛宕山梅花の誉、出世の春駒
・渋沢栄一の若き日代官の横暴
の3つとなります。
特に渋沢栄一の話は来年の新一万円札に肖像画が載ることで有名な為、ご利用者からも「その人の話か!」と興味深く聞いていらっしゃいました。
一話終わるごとに、ご利用者皆様が大きな拍手で感激を表し、
「話し方が上手ね」
「女性の噺家さんは面白いね」
などと、感嘆の声をいただきました。
大野さんの話し方には声の抑揚や表情の変化、身振り手振りなど、聞いている人が吸い込まれそうな程、話に夢中にしてくれました。
大野さんは現職中から退職後もバルーンアートでご利用者を楽しませてくれた方です。
その技術や多芸には今後も長く、お付き合いさせていただきたいです!
ありがとうございました!!