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掬え!掬え!流れそうめん攻防戦

掬え!掬え!流れそうめん攻防戦

7月6日の七夕前日。

グループホーム、本日の昼食は今年で3年目の流しそうめんでした。


流しそうめん用の素麵を湯でたり、雨どいでレールを作ったりと、朝からご利用者と職員がわいわいと楽しく準備をさせていただきました。


食事や道具の準備はオッケー!

皆さん手を伸ばし、流れてくる素麺が取れるか、事前に入念なチェックをしながら席を決めていきます。


全ての準備が整い、いざスタートか!となると、先ほどまでのにこやかな雰囲気を忘れるくらい、皆さんの目つきが鋭くなり、身を乗り出してスタンバイされておりました(笑)。



素麺が流れ始め、「流しそうめん」スタート。

流れてくる素麺を箸で掴むと、掬えたことで大喜びをされたり、逃してしまい残念がられたりと、水に乗って流れる素麺との攻防の中で、ご利用者皆様の悲喜こもごもが見られました。

実際に行ってみると、利き手によって掴みづらいなど、立ち位置を左右調整したりと、いかに快適に素麺を掬えるかを考えながら臨まれておりました。


皆さん、たらふく素麺を召し上がり、「もう流さなくていいわよ」と満足げに席に着かれておりました。


行事の最後、97歳のご利用者は

「このような行事を行ってもらい、感謝感激雨あられ! またやりましょう!」

と挨拶をしてくださり、行事が終了いたしました。


身体的なことで流しそうめん自体には参加できなかったご利用者もいらっしゃいましたが、そんな方にも同じ雰囲気を楽しんでもらおうと「特別そうめんメニュー」をご用意。

食べやすくカットした素麺の上には、めんつゆや野菜をゼリー状にしたものをトッピング。

工夫をしながら、全員参加となった流しそうめんイベントでした。


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